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「何をもって素晴らしいとするのかわからない。
どんな技量の違いがあるのか?
誰か説明できるわけ?駒師でもない人が。」
実はこの書き込みが気になっていました。まずは駒には技量という要素しかないというのが一般的な認識なのだろうということが分かります。道具であるという固定観念がありますね。しかしそれは当然でありこの方を責めるつもりはありません。次に駒師でなければ説明できない。つまり、駒師でない人間には分からないということですね。そんなことはありません。わたしは駒師ではありませんが十分理解しているつもりです。また、豊島龍山(初代)は駒を作り始める前から理解をしていたはずです。また、駒師でも理解していない方は大勢いらっしゃると思います。それが駒の二面性ということでもあります。その昔、ある素晴らしい技量の駒師の方とお話しをしました。お名前は申しません。その方は過去の名工の仕事を指して「どこがいいってことなのか分からないんだよねぇ」とおっしゃいました。これは名工への批判ではありません。ご自分についての告白です。そのときわたしはその方を信用できる素敵な方だと思いました。普通じゃ正直には言えませんよ。つまりこの辺りに駒の正体が伺えるわけです。ちなみにその駒師の方は本当に素晴らしい腕をお持ちで、その作品は見とれてしまうほどのものです。
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