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梅水さんのコピペを読んでいて一つ誤解をなさっている方々がいると思い書いてみました。
21に対することです。
>本来なら道具も情報も現代の方が優れているから、今の駒師のほうが
>いいものが作れるはず。
これは、明らかに間違っております。
機械的なことは、確かに進歩したでしょう。しかし、漆自体と筆に関しては全く反対なのです。
豊島の時代は、谷地ネズミの毛を使っておりました。現在ではもう無く、蒔絵の本場である輪島でも、現存するものは、使用しているものを含めて約30本。
蒔絵が最高水準であった安土桃山時代は、日本イタチの毛を使っておりました。
では、どこに違いがあるのか?
谷地ネズミでは、1mmの幅の中に技量がよければ3本の線が引けるとされています。
日本イタチでは7本の線が引けたそうです。蒔絵の最高水準のものは日本では徳川家の
「初音の調度」とされております。しかし、ヨーロッパには戦後、すばらしい作品たちが
日本から持ち出され、ヨーロッパの貴族たちが買い占めました。それらのものは、もう
修復の時期に来ております。日本からも幾人かの修復師が行って、その作業に当たっておりますが、実際にその修復をすることが、筆が無いことにより不可能な状態です。
漆にしましても、日本の純粋な自然の漆の木から取れるものは、ウルシオールの含有率が高く、豊島のような漆の表現が出来ましたが、現在のものは植林による木から採るために、それほど良いものはありません。科学的に作ることが現在では出来ません。
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